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第22回 吹奏楽部 定期演奏会 がありました

2013年03月21日(木)

今年も県立劇場のホールいっぱいに、鑑賞者を集め恒例の定期演奏会は始まりました。
私も同窓会役員の立場で会場参加をしました。
実はこのホール、NTT博多転勤までの14年間、月2回の県自主事業に年間280名でホール運営協力をしていた場でもあり、この日の観賞参加は実にうれしいものでした。

今年も地元シティFMくまもとの久間珠士織さんの司会ではじまりました。 
会場には学校関係者や保護者だけでなく、吹奏楽部先輩らや各スポーツ系部活生徒らも駆け付けてくれていました。

会場ホールでは最高のものを聴かせたいと、今日も市原彰顧問の指揮が、日ごろの成果を高め、各音色をまとめます。
 

第一部はリバティファンファーレ、Amazing Grace、民衆を導く自由の女神でまとめました。
その後、いささか小ぶりの39名の部員数に、卒業OBやOGら30名も全国から参加してくれ、総勢69名での2013年課題曲Ⅲ 復興への序曲「夢の明日へ」、そして美空ひばりメロディは「愛燦燦」・「リンゴ追分」・私の好きな「お祭りマンボ」・定番「川の流れのように」と、次々に聴く人を魅了しました。
卒業17年目のサックス奏者奈須卓郎君も、見事なソロ演奏を披露し喝采を浴びました。
第二部は恒例のオリジナルステージ、東海大学付属かもめ幼稚園の園児も、くまモン体操で参加し盛り上げてくれました。

会場で阿蘇高森からのOG山室智子さん(32歳農業、主婦)は、「4人の子供を引き連れ、今年も来ました」との事でした。 「サックスソロ演奏のOB奈須君と同級生で、今は楽器を手にしていませんが、こんな演奏をこの会場で聴くと、地元の子供クラブででも参加してみようかと思います。」の決意でした。
OGの一人は「中学校からの楽器は母校でも3年間、顧問の指導で大きな達成感を得ています。今も他大学でやっています。」 そして、「どんな立ち位置になっても、音楽は忘れないように。」と、7名の卒業生らにエールを送っていました。

夜に電話が鳴りました。
相手は吹奏楽部今年までの部長、谷川竜太君からです。
彼は「今日はわざわざ会場に来て頂き、ありがとうございました。 ご挨拶も出来ずすみませんでした。」のお礼挨拶でした。
ステージ上で次の泉田玲部長に、タクトを渡し謝辞を述べた彼は、これから私もよく知る熊本音楽大学で、トランペット演奏家を目指すため頑張るそうです。

市原顧問のご挨拶にもありましたが、音楽を通して技術だけでなく、「人生」を学んで欲しいの気持ちが伝わりました。  
同部は毎日遅くまでの練習に加え、年間を通じ学校行事の演出役もこなしてくれています。
まさに東海熊本星翔の顔でもあります。
今後、母校吹奏楽部では全体レベルだけでなく、これまでのように個別ソロで金賞が取れるように、専門講師の投与も考えてゆくそうです。

同窓会もこれからもお応援をしてゆきます。
卒業生23000名のみなさん、どうぞ吹奏楽部に応援をお願いしますね。
 

谷川政敏(東海大学付属 熊本星翔高校 同窓会事務局次長)


 

Posted by HPマスター

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