トップページ > 活躍する卒業生 > シリーズ「卒業生は今」 ファイルNo. 005 佐藤さん

シリーズ「卒業生は今」 ファイルNo. 005 佐藤さん

2013年04月16日(火)

【お名前】 佐藤 友紀さん
【卒業時期】 S47年10月11日生まれ 41歳
【部活歴など】 なし
【Q1: 母校はどんどん変化していますが、お知りでしたか?】
 ハイ、TVのCMや当時にお世話になった先生らから、50周年を迎えた事はお聞きしました。 ただ卒業生や元教員などにも、校名変更などは事前の周知期間が、欲しかったとの声は多いですよ。 母校が無くなったかとも思いますよね。
 
【Q2: あなたは母校でどんな学生でしたか?】
 最後の3年生の時は、体育祭で応援団長をしました、その事はいまでも良き思い出になっています。 当時10名ほどの応援団メンバーで、お金を出し合いビデオにも残したぐらいですから。
 しかし、学生時代はよく先生からコツンと殴られていましたね。
今でもそんな生徒思いの、先生は居られますかねぇ。 
制服の乱れなどでよく、生徒指導のH先生やI先生などに。
昨日のように思い出しますね。

【Q3: あなたの卒業後の人生は?】
 卒業後、東京にあるパン専門学校に通いました。 その後2年間は大阪で修業し、帰省しました。 この店「ベッカライ ブロートハウス」は3年前からで、毎日焼き立てのパンや焼き菓子を出しています。 中でもおすすめが「レトロバケット」(180円/本)で、母校の体育科先生O氏も週数回、お買い求めにお越しになっています。
このバケットは私の自信作で、仏国のアルザスの職人から大絶賛の「ベタ褒め」を頂き、そのパンに「SATOU」と名前を付けてまでくれたのには、本当に喜びと感動でした。
 県のパン屋協会「KSB」の会長も5年していました。
美味しいコメが取れる郷土では、パンの消費が伸びません。 そのため毎年14から15店舗が集まって、パンの消費拡大のPR活動もして来ました。
手作りの良さを追求して、今日に至っています。

【Q4: ご趣味などは?】
 奥さんと13歳の娘がいます。 一人で行く温泉は最高です。
まだ娘が小さいですから、仕事ばかりでもっと頑張らないといけませんね。

【Q5: 同窓会(クラス会)はやってますか? 幹事さんは誰ですか?】
 残念ながら母校では同窓会も、クラス会も全くしていません。
母校の卒業生らは、町の中では様々な職業で頑張っていますよ。 
要は世話人がいないのが母校ですね、誰かその音頭を取ってくれる、リーダーがいればOB・OGらの、多くが参加してくれると思いますよ。 
団結力が無い母校ではイヤですからね、先生・卒業生・保護者、そして生徒ら皆が他校に負けない連帯感を、作り上げてゆくと如何でしょう。
毎年同窓会の方でOB達が集まる場所を作って欲しいのです。 
その時は私も、みんなに声掛けして集まりますよ。 

【Q6: 母校の学び舎で頑張る現役生徒にひとこと】
 高校3年間で、是非自分で決めた目標や目的を、人の意見に左右されない部分で、持ってほしいですね。 そして今は生徒達、先生を舐め切っています。 
そしてしないでも良い「退学者」を、多く出してもいると聞きます。 それを防ぐのもクラスの仲間ですし、熱血教師の先生たちですので、守るものを作り合いましょう。
 自分の高校生活の思い出は、「自分がつくる」の気持ちで頑張れと、エールを送ります。

【取材感想】
 本インタビューで、佐藤さんはお譲様の通う学校などでも、「食育学習」などに協力されて居り、学校側との関係も、とても良く継続協力してるとの事でした。 
私から是非、今後に予定する母校の「先輩学講座」にも、ご参加を頂けるようお願いしました。
佐藤さんからは、次のインタビュー対象者のご推薦まで、ご協力頂きました。
焼くパンの香りの中、白い作業着がよく似合う、まさに職人さんの雰囲気の佐藤さんでした。
あなたも一度、佐藤さんの手作りの「レトロバケット」の味を、ご賞味されませんか。
お店は楠通りの肥後銀行交差点の角地にあります、どうぞお立ち寄りを。
聞き手:谷川政敏(同窓会事務局次長)

Posted by HPマスター

Comments are closed.